バッグ(ハンドバッグ)と鞄の違いとは。
結論から言うと、
素材の種類や、大きさによる分類など、
そういった明確な基準は無い、と思われます。
ただ、私たち作り手のメーカーとしては、
英語と日本語の違いだけではなく、
『鞄』・『バッグ』と言われたとき、
イメージするものが全然違います。
では、メーカーの人は、
どんな違いをイメージするのでしょうか。
一番分かりやすいのは「バッグ」「鞄」で
それぞれイメージ検索した結果です。
どうでしょうか。
簡単に言うと、
【バッグ】
比較的作りが簡単で、パーツが少なく、
全体的にふわっとしているイメージ
【鞄】
比較的作りが複雑で、パーツが多く、
全体的にカチっとしているイメージ
これが私たちメーカーの持つイメージです。
ただ、やはり明確な基準は無いので、
このバッグ(鞄)はどっちですか?
と聞かれても微妙な場合もあります。笑
ちなみに、
と組合がそれぞれ別にあることからも
メーカーにとってバッグと鞄は分かれている、
ということが良く分かるかと思います。
鞄メーカーは例えば下記のような物を作っています。
アタッシュケース
ダレスバッグ
ブリーフケース
学生鞄
バッグメーカーが作っているもの
手提げバッグ
がま口バッグ
トートバッグ
フォーマルバッグ
どうでしょうか。
メーカーが思っているバッグと鞄の違い、
なんとなく分かって頂けましたか?
皆さんが普段なんとなく使っている言葉も
協会が分かれるくらいには区別されているんですね。
今度鞄やバッグのメーカーさんと会ったときは、
バッグを作っているのか、鞄を作っているのか
是非意識して訊いてみると面白いかもしれません。